KENWOOD
 
【Media KegのUSB接続設定について】
パソコンとMedia Kegとでコンテンツがうまく認識でない場合には下記の点をご確認ください。
Media Keg (HD10GB7)では、2種類のUSB接続の設定が行えます。

MSC(初期設定値)
MSCは、Mass Storage Class(マスストレージクラス)の略です。USB接続をMSCに設定した場合は、Media Kegと外部機器の接続はMSCモード固定となります。

Windows XP以降のOSかつWindows Media Player10以降がインストールされているパソコンとMSCモードで接続したい場合は、Media KegのUSB設定をMSCに設定する必要があります。
 
自動検出
USB接続を自動検出にした場合は、Media KegとMTP(Media Transfer Protocol)モードに対応した機器を接続した場合、Media Keg はMTPモードとなり、MTP非対応機器と接続した場合、Media Keg はMSCモードとなります。
パソコンではOSがWindows XP以降で、かつWindows Media Player10以降がインストールされていることがMTP対応の条件となります。なお、Media Kegと接続する機器がMTPに対応していない場合、Media KegはMSCモードとなります。
 
―解説―
パソコンとMedia Kegを接続して、コンテンツを転送する場合、Media Keg のUSB設定に従い、MTP、MSCのどちらかのモードを使用しますが、Media Keg内ではモードごとに別々の管理が行われています。Media Kegはどちらのモードで転送されたコンテンツもアクセスできるようになっています。しかし、パソコンからは、Media KegがMTPモードで接続の場合はMSCモードで転送したコンテンツはアクセスできません、同様にMedia KegがMSCモードの場合はMTPモードで転送したコンテンツはアクセスできません。

例えば、弊社システムコンポUD-A77(USB MSC対応機器)とMedia Kegを接続した場合、Media Keg はMSCモードとなるため、システムコンポではパソコンからMSCモードで接続して転送したコンテンツはアクセスできますが、MTPモードで転送されたコンテンツはアクセスすることができません。

また、逆にMTP対応機器との接続では、MTPモードで転送されたコンテンツは認識しますが、MSCモードで転送されたコンテンツは認識することができません。

よって、Windows XP以降のOSで、かつWindows Media Player10以降がインストールされているパソコンから転送したコンテンツをMSC対応機器で音楽を楽しむ場合は、Media KegのUSB接続を「MSC」に設定して、コンテンツを転送してください。