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発行日:2006年9月4日
ホームエレクトロニクス
お知らせ
60周年記念プレステージピュアオーディオ「TRIOモデル」の開発完了
コンセプトモデルをIFA2006に出品
デジタルメディアの普及や高級ピュアオーディオ需要の増加を見据え
高音質モデルの拡充と「シームレス・エンターテイメント」の具現化を加速
 株式会社ケンウッド(社長:河原 春郎、本社:東京都八王子市)は、9月1日から6日までドイツ・ベルリンで開催されるIFA2006(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)に、長年にわたって蓄積した技術・ノウハウと最先端技術を融合し、最高峰の性能と品格を兼ね備えたプレステージピュアオーディオとして年内に発売する予定の60周年記念「TRIOモデル」のコンセプトモデルをはじめ、今後の高付加価値戦略を担う各種ホームエレクトロニクス製品を出品いたします。
60周年記念プレステージピュアオーディオ「TRIOモデル」のコンセプトモデル
60周年記念プレステージピュアオーディオ「TRIOモデル」のコンセプトモデル
IFA出展の背景〜オーディオ市場の変化〜
 オーディオ市場は競争激化による低価格化などにより縮小傾向が続いていますが、最近では二つの大きな変化が顕著になっています。一つはHDDやフラッシュメモリーといった新しいデジタルメディアの普及、もう一つは高級Hi-Fiオーディオの復調です。
 デジタルメディアを記録媒体とするデジタルオーディオプレーヤーの登場によって、ユーザーは大量の音楽コンテンツを持ち運び、いつでもどこでも好きな音楽を楽しめるようになりました。それによって、「音楽を楽しむ」という文化の底辺が広がり、その市場は急速に拡大しています。
  また、デジタルメディアの普及によって音楽リスナーの底辺が広がり、「より良い音で音楽を楽しみたい」という潜在的なニーズが健在化する傾向にあることや、かつて高尚な趣味としてHi-Fiオーディオに凝った団塊の世代を中心に再びオーディオ志向が高まっていることなどから、高級オーディオの市場も活性化の兆しを見せています。
当社の取り組みとIFA2006の出展コンセプト
〜市場変化を見据えた高音質モデルのラインアップ拡充と「シームレス・エンターテイメント」の具現化
 当社は、1946年の創業以来、「原音再生」をコンセプトに高音質を追及してきましたが、最近では新しいメディアの普及を見据え、これからのデジタルメディア時代にふさわしい高音質モデルのラインアップを拡充するとともに、2003 年のIFAで当社が初めて提案したホームエレクトロニクスとカーエレクトロニクスの統合による「シームレス・エンターテイメント」の具現化に向けた製品・技術の開発に注力しています。
  そして、IFA2006では、こうした「高音質モデルのラインアップ拡充」や「シームレス・エンターテイメント」の具現化に向けた取り組みをより鮮明にした各種コンセプトモデルを参考出品いたします。
IFA2006の主な出品
@60周年記念プレステージピュアオーディオ「TRIOモデル」のコンセプトモデル
 当社は今年12月に創立60年を迎えます。そこで、起業記念日である今年12月21日までを創立60周年記念キャンペーン期間と位置づけ、様々なキャンペーンを展開してきましたが、このたび、お客様の長年のご愛顧に感謝いたしまして、当社の伝統を受け継ぐ「音」と「無線通信」の両分野から創立60周年記念「TRIOモデル」を発売することといたしました。
  当社では、この「TRIOモデル」を、創業以来のコアコンピタンスである「音」と「無線通信」の各分野で、長年にわたって蓄積した技術・ノウハウと最先端技術を融合し、最高峰の性能と品格を兼ね備えたプレステージモデルと位置づけ、国内向けモデルでは、往年の高級ブランドである「TRIO」ブランドを限定的に復活させることといたしました。
  そして、今年7月の広報発表以来、各方面で大きな反響を呼んだアマチュア無線機の60周年記念モデルに続いて、「音」の分野からは、1993年に発売し、ハイコンポという新しいカテゴリーを形成した「K’s」のコンセプトを受け継ぐプレステージモデルを発売する予定です。
  これは、2004年の発売以来、好調に推移しているピュアオーディオ「Kseries」の上位モデルとも位置づけられ、新開発の音質向上技術を搭載するなど、これからのデジタルメディア時代に相応しい高級ピュアオーディオとして商品化を進めています。
  当社は、このプレステージモデルの商品化を通じて、戦後日本の経済成長を趣味の追及という視点から支えてきたオーディオのトップメーカーとして、60年にわたって蓄積した技術・ノウハウと最先端技術を融合し、お客様に「新鮮な驚きや感動」を提供するとともに、ピュアオーディオの復権をめざします。
AUSB対応システムコンポ
 当社では、新しいメディアの普及を見据え、2003 年のIFAで当社が初めて提案したホームエレクトロニクスとカーエレクトロニクスの統合による「シームレス・エンターテイメント」の具現化に向けた製品・技術の開発に注力しています。
  その取り組みをより鮮明にするものとして、IFA2006では、デジタルオーディオプレーヤーやUSB機器とのデジタル接続に対応し、手軽に「シームレス・エンターテイメント」を楽しめるシステムコンポのコンセプトモデルを参考出品いたします。
  当社では、今年発売し、好評を得ているUSB対応カーオーディオに続いて、ホームエレクトロニクスの分野でもUSB対応モデルの商品化を進め、「シームレス・エンターテイメント」の具現化をはかります。
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外22社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。

報道・出版窓口:株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 波木
TEL:042(646)6724 FAX:042(646)1440 E-mail:pr.qa@kenwood.co.jp

一般顧客窓口:ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL:0570-010-114(ナビダイヤル) 携帯電話・PHS・IP電話:045-933-5133

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