| 2008年3月25日 |
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| お知らせ |
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| PND*最大手ガーミン社と 市販向けAV一体型ナビ独占販売協定を締結し協業は第二ステップへ |
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| 協業ナビは2008年新製品群の出荷開始で累計20万台へ |
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| 株式会社ケンウッド（社長兼CEO：塩畑 一男、本社：東京都八王子市）は、PND*世界最大手のガーミン社（会長兼CEO：Dr. Min Kao、親会社：ケイマン島、開発・販売子会社：米国カンサス市、生産子会社：台湾）と市販向けAV一体型ナビの独占販売協定を締結し、協業関係を強化して世界市場における一層の販売拡大をめざすことで合意しましたので、お知らせします。 ガーミン社との協業によるカーナビゲーションシステムの2007年度出荷台数は前年度の約2倍となる10万台に到達し、2007年度末には協業開始からの累計出荷台数が20万台を突破する見通しとなりました。 |
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| １．当社のカーマルチメディア戦略とガーミン社との協業について |
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| 当社では、カーエレクトロニクス事業におけるマルチメディア分野を成長分野と位置づけ、戦略開発投資によって成長の核となるカーナビゲーションシステムの開発に注力し、全社の成長戦略を推進しています。 この取り組みの一環として、2006年には当社の車載用AVシステム（TV/DVD/CDレシーバー）とガーミン社のPND*用ナビ・コア部を統合した新しいコンセプトの「協業ナビ」としてフラッシュメモリーカーナビゲーションシステムを開発し欧米市場に投入しました。2007年にはAV一体型をラインアップに加え、販売地域を欧米からアジア、中近東、オセアニアなどへ拡大するとともに、その商品力を活かして国内外向けディーラーオプション製品としても本格的な展開をはかりました。 こうした取り組みの結果、当社のマルチメディア技術、操作性、車載用機器としての信頼性の高さと、ガーミン社の高度なGPSテクノロジー、データ集約ノウハウ、PND*分野で培った信頼性の高さがシナジー効果を生み、2007年度の世界出荷台数は当初の計画を大きく上回って前年度の約2倍となる10万台に達しました。また、このたび2008年新製品群の出荷を開始してラインアップの拡充をはかり、2007年度末には2006年の協業開始からの累計出荷台数が20万台を突破する見通しとなりました。 |
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| ２．当社とガーミン社の協業のねらい |
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| 当社は、2006年からの協業によって、PND*の使いやすいナビ機能と、PND*にはない充実したAV機能や拡張性、大画面での表示・操作を両立した、新しいコンセプトのオールインワン車載用ナビゲーションシステムを「協業ナビ」として商品化し、機種の充実や信頼性の向上を実現しながら、車載用AVシステム分野の高いマーケットシェアやグローバルネットワークを活かした事業展開をはかっています。 一方、ガーミン社は、協業を通じて、PND*向けに開発したナビ・コア部を車載機器にも展開するとともに、ナビ機能・性能、ノウハウ、信頼性の高さを世界各地で幅広く訴求し、PND*メーカーとしてのプレゼンスを一段と高めています。 |
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| ３．今後の展開 |
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| 両社は、協業関係を強化することでさらに大きなシナジー効果を得るため、昨年12月、市販向けAV一体型カーナビゲーションシステムの独占販売協定を締結しました。これにより、ガーミン社は、市販向けAV一体型カーナビゲーションシステムに搭載するナビ・コア部（ナビゲーション用サブボードおよびソリューション）の供給先を当社のみに限定し、当社は、ガーミン社から供給を受けたナビ・コア部を搭載した市販向けAV一体型カーナビゲーションシステムを北米、欧州、日本の各市場で独占販売することとなりました。 当社では、このたび新協定の第一弾として出荷を開始した市販向け2008年新製品を世界市場へ順次導入していく計画です。 また、両社は今後、この「協業ナビ」をディーラーオプション向けやOEM向けにも積極的に展開していくことで合意しており、両社のリソースを最大限に活かしながら、さらにシナジー効果を追求していきます。 |
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| ガーミン社の概要 |
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| 1989年創立。「顧客の暮らしを豊かにするナビゲーション、コミュニケーション・デバイスを創造する」をスローガンに掲げ、20年近くにわたって高度なGPSテクノロジーを軸に、船舶、航空、フィットネス、アウトドアなど多岐にわたる事業を全世界で展開しています。 自動車向けPND*の分野では世界トップシェアを誇っています。 |
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| 当社の概要 |
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| 1946年創立。「Mobile & Home Multimedia System」の分野でカーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開し、国内11社、海外25社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざしています。 カーエレクトロニクス事業においては、市販分野に軸足を置きながら、数々の斬新かつ洗練された製品を世に送り出し、世界トップブランドとしての地位を築くとともに、その実績を活かしてOEM分野でも新規顧客を獲得し、事業を拡大しています。 |
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| * PND Portable/Personal Navigation Device（ポータブル／パーソナル・ナビゲーション・デバイス） |
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右：Dr. Min Kao
左：河原 春郎（ケンウッド代表取締役会長）
協定書調印式で（2007年12月）
上：北米市場向けAV一体型ナビゲーションシステム（DNX-8120）
下：国内ディーラーオプション向けメモリーナビ内蔵CDレシーバー（MNA-350）
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| ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外25社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。 |
| 本件に関するお問い合わせ |
| 株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 能勢 TEL：042-646-6724 FAX：042-646-1440 E-mail：pr.qa@kenwood.co.jp |
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