2008年8月27日
お知らせ
IFA2008-“Our Music, Your Lifestyle”をコンセプトに
「高音質」「シームレス」で新しいライフスタイルを提案


臨場感・高音質を楽しめるAVコントロールセンター、
様々なメディアを高音質再生・録音できる「UDシリーズ」の新モデルを出品
 株式会社ケンウッド(社長:塩畑 一男、本社:東京都八王子市)は、8月29日から9月3日までドイツ・ベルリンで開催されるIFA2008(ベルリン国際コンシューマー・エレクトロニクス展)に、当社がめざす「高音質」と、音と無線通信の融合による「シームレス・エンターテイメント」の世界観を一段と鮮明にするホームエレクトロニクス、カーエレクトロニクスの高付加価値型製品群を出品いたします。
IFA2008出展の背景と出展コンセプト
~“Our Music, Your Lifestyle” 様々な生活スタイルに合わせて、より快適に音楽を楽しんでいただくために~
 近年のデジタル化の波は、オーディオ市場にも大きな変革をもたらしています。フラッシュメモリーやHDDといったデジタルメディアの普及にともなって、デジタルオーディオプレーヤー(以下「D.A.P.」)のユーザーが増加することで、音楽を楽しむという文化の裾野を広げ、屋外はもちろん、自宅でもD.A.P.に収録した音楽を手軽に高音質で楽しみたいというニーズが高まっています。

  当社は、創業以来、「原音再生」をコンセプトに高音質再生を追及していますが、最近では市場の変化を見据え、伝統的な音質技術やノウハウと最新のデジタル技術を融合することによって、デジタルメディア時代にふさわしい高音質再生を実現すると同時に、2003 年のIFAで当社が初めて提唱したホームエレクトロニクスとカーエレクトロニクスの統合による「シームレス・エンターテイメント」の具現化に向けた製品・技術の開発にも注力しています。

  こうした背景から、IFA2008では、高画質、高音質なAVコンテンツを大画面テレビ&ホームシアターシステムで楽しむことができるHDMI端子搭載AVコントロールセンター、「シームレス・エンターテイメント」の世界観をより鮮明にするダブルSDスロット搭載のオーディオシステム、微小な信号の再現性に優れたデジタルアンプ搭載コンポーネントシステムなどを出品します。
IFA2008の主な出品
大画面テレビ&ホームシアターシステムで高画質な映像、高音質を楽しむことができる HDMI対応AVコントロールセンター
   高画質な大画面液晶・プラズマテレビの普及にともない、それに見合うような、高精細で臨場感のある音場再生が重要になっています。今回、当社ではHDMI対応AVコントロールセンターを開発。高画質なフルHD映像とともに、ブルーレイディスクに採用された新規音声フォーマットの高音質を存分に楽しむことができます。
  なお、この製品に搭載したHDMI/DSPモジュールは、当社と日本ビクターとの対等出資により設立した技術開発合弁会社「J&Kテクノロジーズ株式会社」で開発したもので、この製品が両社による共同開発技術を採用した初めての商品となります。
  また、音楽再生の面では、独自の音楽再生モード「PURE AUDIO MODE」を進化させ、2チャンネルステレオ再生時にステレオアンプと同等の音楽再生能力を実現しました。さらに上位機種では、設置状況に合わせて詳細な音質補正を可能にする「AUTO ROOM EQ」やアナログビデオ信号をHDMI端子へ出力可能な「ビデオコンバート機能」などの使い勝手を考慮した便利な機能も搭載しています。
より簡単に様々なメディアのコントロールを可能にした、ダブルSDスロット・USB Host搭載オーディオシステム
   すでに国内や欧州で販売され好評な「UDシリーズ」を進化。新モデルでは、SDやUSBなどの録音・再生機能を強化しました。ダブルSDスロットを搭載することで、SDからSDへのMoveや大容量ストレージとして、録り貯めた楽曲を楽しむことができます。また、付属しているタイトルデータベース(CD-ROM)をSDカードに保存することで、ネットワークに接続することなくCD楽曲情報の取得が可能となります。高音質再生機能としては、圧縮されたメディアをより原音に近づける当社独自の帯域補間技術「Supreme」を搭載。圧縮の際に失われた生楽器の美しい音の響きや、コンサートホールの空気感など高帯域信号を再現し、収録現場の音を忠実に再現します。
コンパクトHi-Fiシステム「K-1000」を欧州でもリリース
   すでに日本では発売され、欧州でも今年春から導入を始めているコンパクトHi-Fiシステム「Kseries K-1000」を、欧州の展示会では初めて出品いたします。「演奏会場や録音現場の空気感」や「音楽のリアリティー」といった再現能力を高め、音質性能を一層ブラッシュアップするために、アンプ部とCD部をセパレート化した、新しいラインナップです。フルデジタルプロセッシングアンプや、カーブドバッフルを採用したスピーカーシステムなど、新開発の音質技術を盛り込んだ本格的なコンポーネントシステムを展開します。
カーエレクトロニクス個別出展テーマ~Navitainment by KENWOOD~
主な出展内容
D.A.P., Bluetooth 接続対応CDヘッドユニット
   当社は2005年モデルからD.A.P.をはじめとする大容量記録機器との接続性を強化してきましたが、新モデルでは接続性はもちろん、操作性やデザイン、イルミネーションが操作に連動することで直感的操作を可能にする機能などを搭載し、商品力をより一層強化しました。また携帯電話のハンズフリー通話やワイヤレスでの楽曲転送を可能としたBluetooth内蔵モデルも合わせて出品します。
Bluetooth内蔵AV一体型カーナビゲーション
   2007年の発売以来、好調な販売が続くAV一体型ナビゲーションは、優れたAV機能のほかにD.A.P.との完全なデジタル接続により今まで以上の高音質を実現しましたが、新モデルでは5.1チャンネルのサラウンドプロセッサーを搭載し、車室内でも臨場感あふれるサウンドを可能としました。またCDレシーバーと同じくBluetoothを内蔵することでハンズフリーや楽曲転送が可能となり、まさにカーエンターテインメントをオールインワンで実現したモデルと言えます。今回は7インチディスプレイの角度を変えることで光の反射を防ぐ電動パネルを搭載したハイエンドモデルと、6.1インチの固定パネルを搭載したスタンダードモデルをそれぞれ二機種出品します。
 当社は、ホームエレクトロニクス、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ(無線機器)の3事業を手がける唯一の音響専業メーカーとして、外出先でも、室内でも、車内でも「いい音」で手軽に「シームレス・エンターテイメント」を楽しんでいただける製品、そして、それによって生まれる「驚きや感動」を提供していきたいと考えております。
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外25社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。
本件に関するお問い合わせ
報道・出版窓口:株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 今井
TEL : 042 (646) 6724 FAX : 042 (646) 1440 E-mail:pr.qa@kenwood.co.jp

一般顧客窓口:ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL : 0570 (010) 114(ナビダイヤル) 携帯電話・PHS・IP電話 : 045 (933) 5133
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