- 2010年10月12日
3D映像伝送に対応し、高音質なホームシアターサウンドを楽しめる
AVコントロールセンター「RV-7000」を新発売
ケンウッドは、HDMIケーブルでの3D映像伝送に対応するとともに、卓越した音楽再現能力を備えたAVコントロールセンター「RV-7000」を10月中旬より発売いたします。
品名 | 型番 | 希望小売価格 (本体価格) |
発売時期 |
---|---|---|---|
AVコントロールセンター | RV-7000 | 55,650円 (53,000円) |
10月中旬 |
●企画背景と製品の概要
3D映画の普及が進むとともに、ご家庭内でも3D映像が楽しめる対応テレビやブルーレイディスクプレーヤーの登場が話題となっている近年において、ホームシアターシステムを構築する際の音の中核機器となるAVコントロールセンターにおいても、3D映像伝送が可能なHDMI規格への対応が求められています。
このたび発売するAVコントロールセンター「RV-7000」は、HDMIの最新規格「Version 1.4a(3D映像伝送、ARC)」に対応し、美しい映像と迫力のサラウンド環境が簡単に構築可能となりました。
再生音質においては、臨場感あふれるサラウンド再生を実現するために厳選したパーツで設計した全5チャンネル同一構成ディスクリートアンプや、音声フォーマットを忠実に再現する「ストレート・デコード」と多彩な「リッスンモード」、音楽をより純度の高い音で楽しめる「ピュアオーディオモード」などを搭載し、高品位な音楽、音声再生を実現しています。
●「RV-7000」の主な特長
1.3D映像に対応したHDMI端子(入力4系統/出力1系統)搭載
ブルーレイディスクやデジタル放送などの3D映像フォーマットやフルハイビジョンによる映像、音声の伝送をサポートする「HDMI 1.4a(3D映像伝送、ARC)」に対応しました。従来、テレビとの接続は、映像・音声それぞれ別々の接続が必要でしたが、ARC(オーディオ・リターン・チャンネル)に対応したテレビでは、HDMIケーブル1本だけの接続で、美しい映像と迫力のサラウンド環境が簡単に構築できます。
2.2chステレオもサラウンドもハイクオリティサウンドで。全5チャンネル同一構成ディスクリートアンプ
2ch再生におけるピュアサウンドやマルチチャンネルでの臨場感あふれるサラウンド再生をよりリアルに再現させるため、厳選したパーツで設計したディスクリート構成パワーアンプを5チャンネル全てに採用しました。また、アンプの動作を安定させるため、放熱効果を高めた大型アルミ製ヒートシンクを搭載。入力された音楽信号を忠実に増幅することが可能となり、ステレオ再生時はもちろんサラウンド再生時においても、自然な音場空間を再現します。
3.音声フォーマットを忠実に再現する「ストレート・デコード」と多彩な「リッスンモード」
入力される音声信号を検知、入力ソースに音場効果を加えず音声フォーマットをそのまま忠実に出力できる「ストレート・デコード」を採用しました。ディスクの入れ替えや、ソースの切り替えの際も、自動で最適なサラウンドモードが選択されます。また、視聴環境やお好みに合わせた音場を再現する多彩な「リッスンモード」も採用。さらに、ステレオ2chアンプを増設することによって、7.1chサラウンド再生が可能な「ドルビープロロジックIIx」、フロントハイトスピーカーにより立体空間を演出する「ドルビープロロジックIIz」への発展も可能です。
4.高精細なサウンドを再現する「32bitフローティングポイントDSP」
音声処理を行うDSPには信号処理速度を飛躍的に高めた高性能「32bitフローティングポイントDSP」を採用。「ドルビープロロジックIIz」「ドルビーTrueHD」などをはじめとした最新の音声/サラウンドフォーマットへの対応はもちろん、多チャンネルに渡る複雑な信号処理を可能とし、微小信号まで余すことなく高精細なサウンドを再現します。
5.音楽をより純度の高い音で楽しめる「ピュアオーディオモード」
2chステレオからHDオーディオのビットストリーム信号まで、全ての入力ソースを高品位に再生する「ピュアオーディオモード」を採用。表示部の消灯とアナログビデオ回路を停止することで、表示部、ビデオ回路部からのパルスノイズの混入を防ぎ、高純度な信号伝送の実現と、電源効率を高め「オーディオ・アンプ回路」の安定動作をサポート。微小信号の再現性が向上し、原音に忠実なハイクオリティサウンドが楽しめます。
6.臨場感あふれるサラウンド再生が可能となる最新の音声フォーマットに対応
「ドルビーTrueHD」や「DTSマスターオーディオ」などの高音質な音声フォーマットをはじめ「ドルビーデジタルプラス」や「DTS-HDハイレゾリューションオーディオ」、また、地上・BSデジタル放送に採用されている「MPEG-2 AAC」にも対応。ブルーレイディスクやデジタル放送を高音質なサラウンドで存分に楽しめます。
7.高精度な信号処理を可能にするデジタル回路/アナログ回路分離構造
ハイスピードなデジタル信号処理が必要とされる「DSP」をはじめ「HDMI端子」「マイコン」「デジタル入力端子」を同一基板上に配置、信号伝送距離を最短にすることで、伝送ロスを抑え高精度な音声信号処理を可能にしました。 また、アナログオーディオ回路部は、デジタル回路部との相互干渉を抑えるため、それぞれを独立した基板で設計、デジタル回路部との空間距離をとったレイアウトにしています。
8.安定した信号増幅を可能にする独立電源供給回路
「デジタル回路部」「表示部」「アナログオーディオ回路部」それぞれに巻線を分けた専用電源トランスを採用。デジタル回路部からのノイズ要因が電源ラインを通じてアナログラインへ流れ込むことを抑制し、アナログオーディオ回路における微小信号の再生能力を高めます。
9.豊かな音場表現を可能にする大容量アルミ電解コンデンサー
コンデンサーには、より多くの電力を蓄えることができる大容量のアルミ電解コンデンサーを採用しました。常に安定した電源供給を行うことで、低域の質感、量感を大幅に向上させています。
10.不要振動を抑える剛性に優れたアルミパネルを採用
フロントパネルには、筐体の剛性を高め不要振動を抑制するアルミ製パネルを採用しました。
11.豊富な入出力端子
- HDMI端子:入力×4、出力×1
- 映像入力端子:コンポジット×2
- 前面 映像/音声端子:入力×1
- 映像出力端子:コンポジット×1
- 音声入力端子:デジタル×3(光×2、同軸×1)、アナログ×4
- ヘッドホン端子×1
●「RV-7000」の主な定格
オーディオ部 | ステレオモード | 定格出力100W+100W(63Hz〜20kHz、0.7%、6Ω) |
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サラウンドモード | 実用最大出力(1チャンネル駆動、JEITA 6Ω)、フロント:150W/ch、 センター:150W、サラウンド:150W/ch |
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全高調波歪率 | 0.01%(1kHz、50W、6Ω) | |
周波数特性 | Line(DVD、VIDEO、CD、AUX) 10Hz〜70kHz | |
S/N比 | Line(DVD、VIDEO、CD、AUX) 100dB(JEITA) | |
トーンコントロール特性 | BASS±10dB(100Hz)、TREBLE±10dB(10kHz) | |
入力端子 (感度/インピーダンス) |
Line(DVD、VIDEO、CD、AUX) 500mV/ 47kΩ | |
出力端子 (レベル/インピーダンス) |
サラウンドバック/フロントハイトプリアウト 1.1V/100kΩ、 サブウーファープリアウト 2.0V/100kΩ |
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ビデオ部 | 入力端子 (感度/インピーダンス) |
コンポジット 1Vp‐p/75Ω |
出力端子 (レベル/インピーダンス) |
コンポジット 1Vp‐p/75Ω | |
FMチューナー部 | 受信周波数範囲 | 76MHz〜90MHz |
AMチューナー部 | 受信周波数範囲 | 531kHz〜1,602kHz |
電源部・その他 | 定格消費電力 (電気用品安全法に基づく表示) |
200W |
待機時消費電力 (HDMI Linkオフ) |
0.5W以下 | |
最大外形寸法(約) | 430(W)×159(H)×384(D)mm | |
質量(約) | 9.0kg | |
付属品 | FM室内アンテナ、AMループアンテナ、リモコン、リモコン用単4乾電池(2本) |
本件に関するお問い合わせ先
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- JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社 経営戦略部 宣伝・パブリシティ担当
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