従来機と同サイズの60mm角ファンを2個使用した、ツインクーリングファンシステムを採用。ファンを2個使用することで十分な風量を低回転で得られるため、静粛性にも優れています。また、ファンやモーター音だけではなく、吸排気口の形状やサイズにもこだわり、トータルな静粛性を実現しています。さらに、大型ヒートシンクと一体になったアルミダイキャストシャーシは効率的に熱を拡散させ、連続送信時のファイナル部の温度上昇を最小限に抑えています。コンテストや長時間のハードな運用、過酷な環境下でも十分に耐えるヘビーデューティー仕様です。
※TS-590Sのみ
クイックなバンドチェンジができ、受信時にも動作可能なプリセットタイプのオートアンテナチューナーを内蔵。送信周波数が変わると、アンテナバンドごとに記憶しているチューニングプリセットデータがアンテナチューナー回路にセットされ、再度チューンせずに素早くアンテナチューナーを最良のマッチング状態にします。
TCXO(温度補償型水晶発振器)を標準搭載することにより、-10℃~+50℃の広い温度範囲において±0.5ppmの高い安定度を得ています。
送信ドライブ出力(約0dBm)を外部に取り出すことができるドライブ出力(DRV)端子を装備。トランスバーター接続時に便利なだけでなく、本体アンテナ端子では対応していない135kHz帯の送信も、この端子を使って可能になります。受信専用アンテナ端子と組み合わせるとさらに便利です。
注:付属機器接続時や本体が対応していない周波数での送信のためには別途申請が必要です。
平均変調度を上げ、相手局への了解度を高めます。コンプレッションレベルの調整だけでなく、利き具合もソフト/ハードと切り替えることができます。
平均変調度を上げ、相手局への了解度を高めます。コンプレッションレベルの調整だけでなく、利き具合もソフト/ハードと切り替えることができます。
イコライザーはフラット(デフォルト)、ハイブースト(2種)、フォルマントパス、バスブースト(2種)、コンベンショナルおよびユーザー設定(ARCP-590を使用)から選択でき、送話者の声質やマイクの特性に合わせて周波数特性を調整することが可能です。
送信音声をスピーカーから出力させ、送信音質を確認することができます。